facet

2020年6月8日

facetは2020年5月26日に都内で開業しました。これまでお世話になった方々も、これで初めてお目にかかる方々も、どうかよろしくお願いいたします。私がこれまで最も得意としてきた、設計・製造分野や3D CADのオペレーション関連での執筆を核にして、いろいろなことにチャレンジしていきたいと考えています。

屋号にfacetという単語を選んだ理由につきましては、サイトトップでご説明している通りでございます。これからも、3D CAD関連の企業さんとのお付き合いが実質多く、外国の方ともお話する機会もよくあるだろうと思われるため、3Dデータにまつわる英単語を使いたいと考えました。

facetの前には、「filet(フィレット)」が有力候補の1つでした。3D CADで、角を丸めるコマンドの名前です。角が立つのが苦手な私にぴったりな単語だと思っていたのですが。ふと画像検索をしたところ、お肉やお魚の切り身がたくさん出てきて、その絵面が本当に面白すぎたため、さすがの私も採用するのはやめておきました。filetは一般的に、「フィレ」(切り身)という意味。フィレオフィッシュの、フィレです。

facetのロゴです!

なお、ロゴについては、旧知であるプロダクトデザイナーの平川貴啓さんにデザインをお願いしました。私も愛用する、相和シボリ工業さんのへら絞り製ビアタンブラーをデザインした方でもあります。工業製品や雑貨、お菓子のパッケージなどさまざまなデザインを手掛けられています。MONOistの記事で少し紹介したことはありましたが、お会いするのは圧倒的に、何かのイベントごとのタイミング……。お仕事を頼んだのは、今回初めてでした。

ロゴ先頭のアイコンはポリゴン(ファセット)を表現。六角形のようにも、立方体のようにも見えます。その中には「F」の字が配されています。字体は、「書く」仕事を表現する、筆記体。さらに私のお仕事のコンセプトの1つとしている、「ヒトとヒト、コトとコトをつなぐ」ことを表していただいてます。fは、演奏記号である「フォルテ」に似せて、「もっとつなぐ」を強調したということでした。カラーのピンクは、単に私が好きな色だからですね。

平川さん、今回はかわいいロゴを作っていただき、ありがとうございました。この素敵なデザインに恥じることのない仕事をしていきたいと思っています。……けど、もし笑われることがあったら、本当にごめんなさい。